伝統構法を極めた和風住宅
Ｍ様との出逢い
M様との出逢いは、春原木材の現場見学会へのご来場からでした。住まいづくりに10年構想で臨まれ、首都圏の工務店にまで話を聞きに伺いました。最終的に、M様のめざす究極の家づくりに春原木材をご指名いただきました。
外観 大屋根の伝統的スタイル。
玄関① 北海道産の楡（ニレ）の柱に秋田杉の地袋戸（根杢浮造り仕上）
玄関② ケヤキ無垢の下駄箱は春原木材オリジナル。
和室① 広縁つきの座敷。床柱に一位（イチイ）、落し掛に槐（エンジュ）。
和室③ 続き間の敷居には幅広の〝桜〟の良材。
リビング 畳敷きでありながらピアノスペース床は桧の縁甲板。
LD 腰壁を配し、暖かみあるインテリアに。
薪ストーブ 10年来の憧憬。山の恵みで暖をとる。
温水パネルヒーターを採用。
下駄箱 鏡板には欅（ケヤキ）の玉杢を使用。
土庇 夏の陽射しを遮る伝統的な土庇。〝不易流行〟の家づくりに必須である。
この住宅のポイント
10年の研究の成果は、こだわりの天然素材で構成されている。土塗壁・火山灰・炭化コルク・セルロースファイバー・床下調湿木炭…。妥協のない厳選素材でつくり上げた。
この住宅の住宅性能
土台パッキン材に栗を使う等、伝統構法に基づく木組みの家。構造にも土塗壁・丸太梁・中曳きと、伝統文化と技術を究めた邸宅である。
